プログラミングスクール「TECHCAMP」を終えて

10週間通ったプログラミングスクール「TECHCAMP」を先日7月10日に終えました。

私が通っていたのは「エンジニア転職」のコースです。終えてすぐはプライベートでバタバタ(身内の法事など)していたのですが、やっと書ける時間ができました。

 

卒業という形でスクールでの10週間は終えたのですが、これからスクールでの担当キャリアアドバイザーさん(以下CAさん)のもと、就職活動に入っていきます。

 

スクールに通っている間もブログを更新することはあったのですが、最終課題に入り、より作業の方に集中をしたく、ブログの更新を一度やめていました。

しかし、今後は自分のペースでのスケジューリングもできるので、またブログ更新を再開しようと思います。

決めた日、決めた時間や、毎日など、ブログ更新を継続できている方を見かけると、頭が上がらないなと改めて思いました。僕も気持ち新たに頑張っていきます!

 

そういうわけで、今回の記事では、TECHCAMPでの10週間について、書いていこうと思います。少し長くなりそうですが、「これからTECHCAMPに通ってみたいな」「興味はあるな」「プログラミング勉強したいけどスクールに行くのは悩むな」など思っている方は、読んでいただけると幸いです🙇‍♂️

 

今回の記事で書くこと。

■TECHCAMPについて

 ・TECHCAMPのシステム

 ・カリキュラムはどんな感じ?

 ・本当にプログラミング習得ができるの?

 ・TECHCAMPの総合的な感想

主に、この4つに沿ってお話しします。実際、プログラミングは挫折しやすい印象だったり、難しすぎる、理系の人がやるものなど、ネガティブな印象や先入観のある人もいると思うので、僕の正直な感想も入れつつ、お話ししていきます。

 

それでは早速!(とは言ってもここまで前置き長くすみません…)

 

まず1つ目!

■TECHCAMPのシステムについて

 僕が通ったのはあくまで平日週5日間通う全日制のコースです。なので、お仕事と両立させて、夜間コースなどに通いたい!というは、申し訳ないのですが、若干参考にならない部分もあるかと思いますが、ご了承ください。

 とはいえ、一応読んでいただきたいです。!笑

 

1.TECHCAMPの「エンジニア転職」コースは主に下記のようなシステムです。

・原則、平日(月〜金)の午前10時〜午後8時は必ず出席。

 ※現在コロナの関係で週三日ほどオンラインもしくは全日程オンラインの完成あり。

・土日は自主勉強(スクールは実質おやすみ)

・平日土日に関わらず、午前10時〜午後10時まではメンターさんに質問し放題

・膨大なカリキュラムをこなすので1日最低でも8時間は勉強。

・基礎から応用に進むのにテストがあり、テストをパスしないと応用に進めない。

・応用では期日ありの課題が出る。期日までに間に合わないとペナルティ発生。

 ※コースでペナルティが異なるようです。詳細情報をお求めの方はTECHCAMPのサイトをご覧ください。

・応用課題終了後に、個人アプリ(いわゆるポートフォリオ)作成の時間が取れる。時間はおおよそ1週間程度。その後最終課題へ。

・最終課題ではチーム開発を実施。メンバーは4〜5名程度でメンバー選定はランダム。

 

主には、以上の点となりますが、ここでこのシステムに関しての僕の感想を少し述べます。

まず、勉強時間ですが、都合によってある程度は融通が効きますが、あまりやらない時間が多いとついていけなくなるので、十分な時間確保をオススメします。

また、メンターさんへは基本質問し放題ですが、正直ピンキリなところは否めません。失礼ながら「この人本当に理解してはるん?」みたいな方もいましたし、受講生に対して若干上からな人や、失礼な態度を取る方もいました。

一方で、迅速だったり、丁寧な人、すごく優しい人、めっちゃ励ましてくれる人など、「頼りになるな!」「寄り添い感が最高!」な方も大勢いました。

が、人としての相性もあるので、合わない場合は次は当たらないように願うしかありません笑(オンライン通話でのメンタリングなので、ランダムに当たるため)。

もう一つ、テストや課題についてですが、パスしたり納期が間に合わないと、次のステップに進めない、ペナルティーが課されるなどネガティブな目にも合いかねません。

なので、しっかり普段から勉強し、理解を深めて、わからなかったら質問する!を心がけることが大切だと思います。

ちなみに、カリキュラムが辛い時や不安がある時はライフコーチという専属のカウンセラー?みたいな方が、入学時からついてくれてるので、いつでも相談できます。

 

2.TECHCAMPのカリキュラムについて

TECHCAMPのカリキュラムは主に、基礎、応用、最終課題の3フェーズです。

※個人アプリはあくまで任意の取り組みです(自分自身のことなので)。

3つのフェーズについて簡単にご紹介。

・基礎カリキュラム

 おおよそ14日間で初学者でも飲み込みやすい言語を学びます。

 ○マークアップ言語(HTML/CSS

 ○プログラミング言語およびフレームワークRuby/Ruby on Rails

 ○中間テスト

 ※技能検査的なものなので、あまり気にせずトライできます。

 ○総合テスト(少々、鬼門です)

 ※一発合格は難しいようですが、ちゃんと勉強していれば、2回目で大体の方はパスするようです。

 (私は3回目でパスしました💦)

・応用カリキュラム

 こちらもおよそ14日間。新しいことも学びながら課題のアプリを作成。

 ○マークアップ言語(Haml/SCSS)

 ○フロントエンド系(JavaScript/JQuery

 ○その他言語以外での必須スキル(Github/AWS

 ※期間中の課題は初めは難しいですが、この応用のフェーズででかなり力が尽きます。

・最終課題

 どんなものを作るかを全てここで言ってしますとネタバレになるので割愛します。

 主に、以下のような感じです。

  ○開発形態はアジャイル開発。

  ○フロントエンドもサーバーサイドも経験できる。

  ○複数人でGitを使う経験ができる。

  ○どの工程もこれまで以上に難易度が高いのでかなりスキルが上がる。

  ○エンジニアに必要なコミュ力と気遣い力がつく。

  ※気遣い力とは他人がみてもわかりやすいコードを書くなどのことで僕が勝手に命名しました笑

  ※ここも納期に間に合わないとペナルティですが、チームで力を合わせれば乗り越えられます!

カリキュラムについて、主観を述べるとすると、とにかく内容が濃いのと、覚えること多すぎ!な印象でした。入学前にprogateなどをやっていると若干楽かもです。僕は、何の準備もせず入学したので、途中ちょっと危うかいこともありました。

 

 3.本当にプログラミング習得できるのか。

ここは気になるところかなと思います。TECHさんは、他のスクールさんと比べて受講料が安いのは事実のようですが、それでもお金を払っている以上、確かなスキルアップが見込めないと嫌ですよね。

 

結論から述べるとプログラミングスキル習得できます!

しかし、サボりすぎたり、やり遂げるぞという意志がないと若干厳しいです。もしかしたら、TECHさんが合わない可能性もあります。

 

4.TECHCAMPの総合的な感想

 最後に総合的な感想を主観にはなりますが、述べたいと思います。

また、割と入学時から卒業時では、同期の人数が変わっています。これは、お試し期間の14日間があり、その間で半数ほど様々な理由で辞める方がいるためです。

 もちろん、ご家庭の事情やコロナなど健康の影響などもあると思いますが、TECHさんが合わない、ついていけないなどで辞めた方もいるようです。

 そう言ったことも含めて、総合的な結論を3つお話しします。

 

■TECHCAMPについてメリットとデメリット

 ○メリット

 ・カリキュラムはわかりやすい

 ・ピンキリとはいえ、質問し放題のシステム

 ・挫折しないよう励まし合える仲間と出会える

 ○デメリット

 ・カリキュラムのスピードが速い

 ・メンターさんが混み合って繋がるまで時間がかかることがある

 ・学べる言語に限りがある

■TECHCAMPが合わない人

 ・まずが1人で集中して学習したい人

 ・最初から自分のペースで学習したい人

 ・スクールに一定以上の要件を求めてしまう人

■TECHCAMPを検討する際の考え方

 ・本当にエンジニアになりたい、またはプログラミングを学びたいのか

 ・時間を一定期間確保できる余地はあるのか

 ・周りとあまり比較せず、自分は自分だと割り切れる考え方ができるのか

 

以上を加味していただき、また考えていただいた上で、今後入学を検討される方は思案いただければと思います。

TECHCAMPでは無料カウンセリングも行っているようですので、気になった方は、お問い合わせをしてみると良いかもしれません。

 

最後に、僕個人の本当に率直な感想としては

初学段階から挫折せず、また学習習慣を付けるいい機会に出会えた。また、たくさんの素晴らしい仲間にも出会えて通ってよかった!です。ただ、欲を言うのであれば、就活に関してのアフターケアの他に学習についても、メンターさんを利用できる機会も一定期間いただけたら嬉しいなと思いました。

 

これから僕は、未経験からエンジニアに向けて、就活とポートフォリオ作成を並行して進めていきます。コロナ禍でなかなか難しい状況だと思いますが、日々研鑽して、ユーザーファーストを大事にしたエンジニアになりたいです!なります!

 

それでは、この記事がどなたかの参考になることを願って。

ありがとうございました!